アメリカ携帯電話プラン比較 — 日本人向け
アメリカの携帯電話は日本と契約の仕組みが異なります。 SSNなしでも契約できるプリペイドプラン、広告の月額に何が上乗せされるか、 一時帰国でも使えるeSIM活用法まで、日本人が知っておくべき情報をまとめました。 各社の金額は2026年9月10日に公式ページから取り直しています。
📡 3大キャリア比較
🟣 T-Mobile — 価格を公表している唯一の大手
- 🔹 現行プラン: Essentials Saver 2.0 / Essentials 2.0 / Experience More 2.0 / Experience Beyond 2.0
- 🔹 1回線の月額: $55 / $65 / $90 / $105(FCC義務のBroadband Factsラベル、2026年9月10日取得)。AutoPay割引は含まない価格と明記されています
- 🔹 上乗せ: 事業者手数料$4.49/回線+連邦・地方サーチャージ$0.36〜4.79/回線。初回のみ回線接続料$35/回線、解約金は$0
- 🔹 5Gカバレッジ: LA全域で良好。地下鉄・建物内はやや弱い
🔵 AT&T — 「1回線$30から」の条件を読む
- 🔹 現行プラン: AT&T Unlimited Value 2.0 / Extra 2.0 / Premium 2.0 / Elite 2.0
- 🔹 公式の表示: 「1回線$30から」。ただしValue 2.0+AutoPay+ペーパーレス請求が必要で、各回線に新しい持ち込み端末を用意したうえで最長36か月の$5/月クレジット適用後の金額、税・手数料は別
- 🔹 プラン別の金額は非公開: AT&Tのプラン詳細ページは価格をJavaScriptで描画するため、ページのソースには金額が入っていません
- 🔹 特徴: 建物内・郊外のカバレッジが安定
🔴 Verizon — 1回線の標準料金は非公表
- 🔹 現行の主力: Simplicity Plan $30/月。ただしAutoPayと$15/月の乗り換え割引の適用後で、税・手数料は別
- 🔹 myPlanの標準料金: Unlimited Welcome 3回線$40・4回線以上$30、Plus $55・$45、Ultimate $70・$60(いずれも1回線あたり/AutoPay前提)。1回線だけの標準料金は公表されていません
- 🔹 AutoPayなし: 1回線あたり月$10高くなります
- 🔹 特徴: 通信速度・安定性で高評価
💡 結論: 3社とも「安い月額」はAutoPayや乗り換え、期間限定クレジットが前提です。 金額の内訳と、税・手数料込みで比べる方法はアメリカ携帯SIM・eSIMガイドにまとめています。
MVNO(格安SIM)
おすすめMVNO
- Visible(Verizon回線): Visible $25/月、Visible+ $35/月、Visible+ Pro $45/月。 いずれも公式サイトに「税・手数料込み」と明記されている、今回調べた中で唯一の例です(2026年9月10日取得)。 無制限データ、SSN不要、eSIM対応で即日開通。サポートはオンラインのみ
- Mint Mobile / US Mobile / Google Fi: 前払い型や回線選択型で人気ですが、2026年9月10日時点で当方から各社サイトの料金を確認できていません(Mint MobileとUS Mobileはアクセスが拒否されました)。金額は各社の公式サイトで直接ご確認ください
💳 プリペイド vs ポストペイド
📋 比較表
項目
プリペイド
ポストペイド
SSN
不要 ✅
必要(デポジットで代替可)
クレジット審査
なし ✅
あり
月額
一般に安い
一般に高い(税・手数料別)
端末分割購入
不可
可能 ✅
クレジット構築
なし
一部キャリアで可能 ✅
💡 渡米直後はプリペイドがおすすめ。SSN取得→クレジットヒストリー構築後にポストペイドへ移行するのが一般的です。 プリペイドからポストペイドへの移行時、同じキャリアなら電話番号はそのまま引き継げます。
🇯🇵 日本への通話・一時帰国対策
日本への通話手段
- 🔹 LINE通話: 無料(WiFi/データ通信利用)。日本の家族との連絡はこれが定番
- 🔹 キャリアの国際通話特典: 対象プランと対象国は改定のたびに変わります。契約前に各社公式ページで確認してください(当ページでは条件を確認できていません)
- 🔹 Skype Out: 日本の固定電話$0.023/分、携帯$0.11/分。クレジット購入制
- 🔹 Google Voice: 日本への通話$0.09/分。SMS不可
一時帰国時の携帯対策
- 🔹 T-Mobile: 海外ローミングが含まれるプランなら日本でもそのまま使える
- 🔹 Google Fi: 日本でもアメリカと同じ料金でデータ通信可能
- 🔹 日本のeSIM: IIJmio、楽天モバイル等のeSIMを一時帰国前に契約($5〜$15/週程度)
- 🔹 ポケットWiFi: 空港受取可。複数デバイスで共有。$5〜$10/日
📲 eSIM・デュアルSIM活用
iPhone XS以降、Galaxy S21以降、Google Pixel 3a以降はeSIMに対応。 物理SIM + eSIMのデュアルSIM運用が可能です。
- 🔹 おすすめ構成: 物理SIM = アメリカのメイン回線、eSIM = 日本の番号維持用(楽天/povo)
- 🔹 iPhone 14以降(US版): 物理SIMスロットなし。eSIM × 2のデュアルeSIM対応
- 🔹 設定方法: 設定 > モバイル通信 > モバイル通信プランを追加 → QRコードをスキャン
- 🔹 注意: SIMロック解除済みの端末が必要。日本で購入した端末は事前にロック解除を
契約時の注意点
- ⚠️ 表示価格に税金・手数料が含まれていない: 大手3社はいずれも「plus taxes and fees」と書いています。例えばT-Mobileは自社ラベルで、月額とは別に事業者手数料$4.49/回線と連邦・地方サーチャージ$0.36〜4.79/回線を示しています
- ⚠️ カリフォルニア州の徴収は率ではなく定額: CPUCは2023年4月に収入比例の徴収を廃止し、有効な回線1本あたりの定額に切り替えました。2026年9月1日から月$1.05です(直前は$0.90)
- ⚠️ AutoPay割引: AutoPay(自動引落し)が前提の価格表示が一般的です。Verizonは使わない場合1回線あたり月$10高くなると明記しています
- ⚠️ 2年縛りはほぼ廃止: 現在は月単位の契約が主流。ただし端末分割中は残債が発生し、期間限定の請求クレジット(36か月など)は終了時に月額が上がります
- ⚠️ 複数回線の割引: 大手は回線数が増えるほど1回線あたりの単価が下がります。T-MobileのラベルではExperience Beyond 2.0が1回線$105・4回線$280(1回線あたり$70)です
- ⚠️ MNP(番号ポータビリティ): キャリア間の乗り換え時に電話番号を引き継げる。要申請
よくある質問
SSNがなくてもアメリカで携帯を契約できますか?
はい。プリペイドプランならSSN不要で契約できます。T-Mobile、AT&T、Verizonいずれもプリペイドを提供しています。また、MVNOのMintやVisible等もSSN不要です。ポストペイド(後払い)契約にはSSNまたはクレジットヒストリーが必要で、渡米直後はデポジット($100〜$500)を求められることがあります。
日本の携帯番号を維持したまま渡米できますか?
はい。日本のキャリアで「番号保管サービス」(月額$3〜$5相当)を利用すれば番号を維持できます。また、楽天モバイルは月額0円維持(通信なし時)が可能で、一時帰国時にそのまま日本で使えるため人気です。povo 2.0も基本料0円で番号維持に適しています。
アメリカから日本へ安く電話する方法は?
実質的にはLINE通話やWhatsAppなどのアプリ通話(データ通信のみで追加料金なし)が定番です。キャリアの国際通話特典はプラン改定のたびに条件が変わるため、契約前に必ず各社の公式ページで対象プランと対象国を確認してください。当ページでは2026年9月10日時点で条件を確認できた特典のみを扱っています。
eSIMとは何ですか?日本の携帯と2回線持てますか?
eSIMは物理SIMカードなしでデジタルで回線を追加できる技術です。iPhone XS以降のiPhoneやPixel等はデュアルSIM(物理SIM + eSIM)に対応しており、日本の回線を物理SIMに、アメリカの回線をeSIMに設定すれば1台で2回線を管理できます。
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LP
最終更新: 2026年9月10日


