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ロサンゼルスで銀行口座を開設する方法|SSNなしの可否・必要書類・月額手数料

銀行口座はアメリカ生活の最初の関門ですが、日本語で読める情報の多くは「支店による」で終わっています。 実際には、何を本人確認に使えるかは連邦規則が明文で定めており、 手数料と免除条件は各行が公表を義務づけられています。 このページは、2026年9月10日時点で公表されている一次情報だけを使って、 SSNがない場合に何が起きるか、月にいくらかかるか、送金前に何を請求できるかを整理します。

📌 2026年9月10日の訂正

  • • このページは以前、すでに存在しない銀行を、新規開設先の候補として名前入りで挙げていました。 FDICの機関登録で確認したところ、その機関は2023年5月に他行へ吸収され、非稼働として記録されていました。 該当の記述は削除し、登録上の事実に置き換えました。
  • • 各行の口座維持手数料について、出典も日付もない概算の説明を載せていました。 各行が公表している現行の金額と免除条件に差し替え、公表されていない項目は掲載をやめました。
  • • 初回入金額の目安として金額の幅を示していましたが、 今回確認した3行のいずれも、その額を公表しているページを見つけられませんでした。該当箇所は削除しました。
  • • SSNやITINの扱いを「支店の判断次第」とだけ書いていました。 連邦規則が明文で定めている部分と、各行が自社サイトで公表している部分を分けて書き直しました。

📜 連邦規則が本人確認に求めているもの

米国の銀行は、口座開設時に顧客確認プログラム(Customer Identification Program)を実施することを31 CFR 1020.220で義務づけられています。銀行が最低限取得しなければならないのは、氏名、生年月日、住所、そして識別番号の4つです。

このうち識別番号について、同条は米国人と非米国人を分けています。米国人には納税者番号非米国人には、納税者番号、パスポート番号と発行国、 外国人登録カード番号、または国籍もしくは居住を示す政府発行の写真付き書類の番号と発行国のうち、1つ以上。 つまりSSNは、連邦規則の側では非米国人の必須要件になっていません。

同条にはもう1つ、渡米直後に効く例外があります。納税者番号を申請済みだがまだ交付されていない顧客については、 申請が口座開設前に行われたことを確認し、開設後の合理的な期間内に番号を取得する手続きを定めていれば、 番号の取得を待たずに口座を開けるとされています。SSNの申請直後に窓口へ行く場合は、この条文が該当します。

31 CFR 1020.220(a)(2)(i)(A)(4) の原文(窓口で示す場合はこの部分です)

「Identification number, which shall be: (i) For a U.S. person, a taxpayer identification number; or (ii) For a non-U.S. person, one or more of the following: A taxpayer identification number; passport number and country of issuance; alien identification card number; or number and country of issuance of any other government-issued document evidencing nationality or residence and bearing a photograph or similar safeguard.」

※ 規則が許すことと、個々の銀行が受け付けることは別です。CIPは各行が自分で書いて運用する社内プログラムであり、 規則はその下限を定めているにすぎません。次の節が、その差が実際にどう出るかです。

🧾 SSNなしの場合、オンラインと支店で答えが違う

今回確認した3行のうち、申込経路ごとの条件を自社サイトのHTMLで公表しているのはWells Fargoだけでした。同行のEveryday Checkingの本人確認書類のページは、次のように経路を分けて書いています。

オンラインで開く場合

  • • 18歳以上
  • SSNまたはITINを把握していること
  • • 米国内の実在の住所
  • • 本人名義の携帯電話番号

SSNもITINもない段階では、この経路は選べません。

支店で開く場合

  • • 本人確認書類を2点(プライマリー+セカンダリー)
  • 米国発行の納税者番号を持たない非米国籍者は、国籍または居住を示す政府発行のIDを提出する
  • • 上記に加えて住所証明を別途

2点目のIDに何が使えるか(Wells Fargoの公表リストより)

日本から着いたばかりだと「パスポートしかない」状態になりがちですが、 同行がセカンダリーIDとして挙げているものには、日本で持っているものが含まれます。

  • • プライマリーIDとして認められるもの(パスポートを含む)は、そのままセカンダリーにもなる
  • ATMカード、クレジットカード、デビットカード(日本発行のクレジットカードもカード類です)
  • • 社員証、学生証
  • • 署名済みのSocial Securityカード
  • 認知された企業・教育機関・政府機関が発行したID(国内・国外を問わない)

最後の1行が重要で、日本の機関が発行したIDでもよいと明記されています。 ただし住所証明はIDとは別に求められ、公共料金の請求書、賃貸契約書、在学証明などが例示されています。

Chaseの場合に1つだけ確実に言えること

Chaseは「Acceptable Forms of Identification」というPDFを公開しており、グリーンカードを持つ非米国籍者と、グリーンカードを持たない非米国籍者で別々のリストを用意しています。 そして後者のリストにだけ、次の制約が付いています。

「Primary or Secondary ID must contain a U.S. address」 — プライマリーIDかセカンダリーIDのいずれかに、米国の住所が記載されていること。

日本のパスポートにも日本の運転免許証にも米国の住所は入りません。 つまりこの経路では、先に米国の住所が載った書類を1点つくることが実質的な前提条件になります。 留学生向けの注記でも、アパート番号まで含む完全な米国住所と有効な米国の電話番号を用意するよう勧めています。 住所証明を先に確保する順番については携帯契約公共料金契約のページも参照してください。

※ このPDFは書類名の箇条書きを画像的に描画しており、テキストとして取り出せるのは見出しと上記の制約文だけです。 個別の書類名は当ページでは扱わず、原本PDFへのリンクに委ねます。

🪪 ITINは「身分証」ではない

「SSNがないならITINを取ればいい」という説明をよく見かけますが、IRSの公式ページはITINの限界を自分で列挙しています。ITINは、

  • • 社会保障給付やEITCの資格を与えない
  • • 在留資格を与えない、変更しない
  • • 米国での就労を認めない
  • 連邦税制の外では身分証明として機能しない

さらにIRSは、ITINが必要なのは「連邦税務上の目的があり、かつSSNの取得資格がない場合」だと定義し、ITINが不要な人として「米国の就労ビザを持つ非居住外国人(SSNの取得資格があるため)」を 名指しで挙げています。就労ビザで渡米した人は、そもそもITINの対象外です。

実務的な結論: ITINは口座開設のための迂回路ではありません。SSNの取得資格がある人はSSNを申請し、申請済みで未交付の状態を前提に窓口へ行くほうが、31 CFR 1020.220の例外規定に沿っています。

💵 公表されている月額手数料と免除条件

以下はすべて2026年9月10日に各行の公式ページから取得した金額です。手数料は予告なく変わります。

Chase

口座月額$0にする条件
Total Checking$15毎明細期間に次のいずれか1つ —— 適格な電子入金の合計が$500以上/各日の開始残高が$1,500以上/ 当口座および連携する適格口座・適格投資の開始残高平均が合計$5,000以上/適格な住宅ローンの自動支払い連携
Secure Banking$4.95口座名義人が17〜24歳の場合は$0。当座貸越手数料がない設計
Premier Plus Checking$25条件は公式ページ参照
Private Client Checking$35条件は公式ページ参照
Chase Savings$5条件は公式ページ参照

Wells Fargo

口座月額$0にする条件
Everyday Checking$15各手数料期間に次のいずれか1つ —— 適格な電子入金の合計$500以上/最低日次残高$1,500/ 適格な預金・投資残高の合計$5,000以上/主たる名義人が17〜24歳/同行の軍関係プログラムの直接入金
Clear Access Banking$5適格な電子入金の合計$250以上/主たる名義人が13〜24歳/同行の軍関係プログラムの直接入金。 小切手が使えず当座貸越手数料がない設計
Prime Checking$25条件は公式ページ参照
Premier Checking$35条件は公式ページ参照

Wells Fargoが同じページで公表しているその他の金額(Everyday Checking)

• 同行ATMでの現金引き出し: $0

• 他行ATMでの現金引き出し: 米国および米国領内 $3.00、米国外 $5.00(ATM運営者側の手数料が別途かかる場合あり)

• 当座貸越: 1件$35。ただし$10以下の項目には課さない/終了時残高と利用可能残高の両方が$10以下のマイナスなら課さない/1営業日3件まで/残高不足で返却された項目には課さない

• マネーオーダー($1,000まで)$5、支払停止 $30

Bank of America ——「金額」ではなく「基準額」だけが読める

Bank of Americaの口座一覧ページは、月額手数料の金額を、サーバーが返すHTMLの中では未展開のまま返します (ブラウザで開いたときにだけ数字が入る仕組みです)。そのため当ページでは同行の手数料の金額を掲載しません。一方で、免除の基準額はそのHTMLに実数で書かれており、次のとおりです。

  • • Advantage SafeBalance Banking: 最低日次残高$500以上、または名義人が25歳未満、またはBofA Rewardsの上位ティア
  • • Advantage Plus Banking: 最低日次残高$1,500以上、または適格な直接入金が月1件以上、またはBofA Rewardsの上位ティア
  • • Advantage Relationship Banking: 最低日次残高$20,000以上、またはBofA Rewardsの上位ティア

金額は同行の公式ページをブラウザで開いて確認してください。

⚠️ 「$500入れれば免除」が効かない入金方法

免除条件に出てくる「qualifying electronic deposit(適格な電子入金)」は、 金額の話ではなく経路の話です。Wells Fargoは定義を公表しています。

該当する

  • • 給与・政府給付などのACHによる直接入金
  • • RTPネットワークまたはFedNowによる即時送金
  • • デビットカード宛のOriginal Credit Transaction(Visa/Mastercard網経由)

該当しない(同行が明記)

  • • 自分の口座間の振替
  • • モバイル入金(小切手のスマホ撮影)
  • Zelle
  • 支店やATMでの入金

渡米直後にやりがちな「日本から送金して自分で入れる」「現金を支店に持ち込む」は、 どちらも右側です。給与の直接入金が始まるまでは、免除条件は残高側($1,500など)でしか満たせないと考えたほうが安全です。 残高を積めない期間が読めるなら、免除の敷居が$250と低いClear Access Bankingのような口座が現実的な選択肢になります。

📄 開設前に手数料表を出させる権利

英語での窓口説明に自信がないときに効くのが、12 CFR 1030.4(Regulation DD / Truth in Savings)です。同条は次を義務づけています。

  • 口座開設前、またはサービス提供時のいずれか早いほうまでに、口座の開示書類を消費者へ交付すること
  • 消費者から請求があれば交付すること(来店していない場合は、合理的な期間内に郵送または交付)
  • オンラインで申し込む場合は、口座が開設される前に交付すること(この場合、後日10営業日以内という猶予は認められません)

開示書類には、金利と年利回り、複利計算と利息の付与、最低残高の要件、 そして口座に関して課されうる手数料の額とその条件を含めることが同条(b)で定められています。

窓口での使い方: 口座を開く前に「Account disclosures を先に紙でください」と伝えれば、 担当者の説明ではなく、行として書面で確定した条件を持ち帰って読めます。 免除条件の細部は口頭では落ちやすい部分なので、ここで差が出ます。

🏛️ Union Bankの現在(登録上の事実)

日本語のLA生活情報では、いまも「日本人向け」の選択肢としてUnion Bankの名前が挙がることがあります。 米国の預金取扱機関が存在するかどうかは、銀行のサイトではなくFDICの機関登録で確認できます。

MUFG Union Bank, National Association(FDIC CERT 22826、カリフォルニア州サンフランシスコ)

• 稼働状態: 非稼働(ACTIVE = 0)

• 終了日: 2023年5月26日

• 同日付の履歴記録: Merger - Without Assistance(支援なし合併)

• 取得機関: U.S. Bank National Association(FDIC CERT 6548、オハイオ州シンシナティ、稼働中)

つまり、「Union Bank」という銀行に新規口座を開くことはできません。U.S. Bank自体は稼働中の機関なので、同行を候補にすること自体は成り立ちますが、 その場合に日本語対応や日本の銀行との関係がどうなっているかは、Union Bank時代の説明を引き継がずに、 U.S. Bank自身の現行の公表内容で確認してください。当ページはU.S. Bankの日本語対応について確認できていないため、何も主張しません。

確認方法:FDIC BankFindで機関名を検索すると、稼働状態と終了日、合併履歴が出ます。銀行を名前で薦めている情報を見たら、まずここで生死を確認するのが早いです。

💱 日本への送金:支払う前に受取額を書面で出させる

「手数料とレートを自分で足して比べましょう」という助言をよく見ますが、 その比較表は送金事業者が法律上あなたに出すことになっているものです。12 CFR 1005.31は、支払い前の開示に次の項目を、それぞれ指定された用語で記載することを求めています。

  • Transfer Amount — 受取人へ送られる額(送金の原資通貨で)
  • Transfer Fees / Transfer Taxes — 事業者が課す手数料と税
  • Total — 上記の合計、つまりあなたが払う額
  • Exchange Rate — 適用為替レート(通貨ごとに小数点以下2〜4桁で表示)
  • Total to Recipient受取人が受け取る額(受取通貨で)

比較は「Total」と「Total to Recipient」の2つを並べるだけで終わります。 レートに乗せられたマージンは、この2つの関係の中にすでに含まれています。

ただしTotal to Recipientは着金額そのものではありません

同条は、事業者以外が課す手数料(non-covered third-party fees)や、事業者以外が徴収する税はTotal to Recipientに含めないと定めています。事業者は「それらが課される可能性があり、 結果として受取人が開示額より少なく受け取ることがある」と述べれば足ります。日本側の受取銀行の手数料は、ここには入っていません。受取側の条件は日本の銀行に別途確認してください。

送ったあと30分は取り消せる

12 CFR 1005.34は、支払いから30分以内の取消請求(口頭でも書面でも可)について、 受取人がまだ受け取っていないこと等を条件に、事業者は請求受領から3営業日以内に、 手数料を含む支払総額を追加費用なしで返金しなければならないと定めています。 送金先を間違えたと気づいたら、まず30分の枠を意識してください。

適用範囲の注意:12 CFR 1005.30(f)には、前年と当年の送金件数がいずれも500件以下の事業者は「通常の業務として」送金を行っていないとみなすセーフハーバーがあります。 小規模な事業者では、上記の開示義務も取消権も働かないことがあります。当ページは、特定の事業者がこの規則の対象かどうかを確認できていません。 利用前に、その事業者が上記の用語を使った開示を出すかどうかで判断してください。 日本での確定申告が必要になる場合の扱いは確定申告ガイドも参照してください。

💳 口座の種類と日常運用

Checking(当座)

生活費決済の中心。デビットカード、家賃、サブスク、給与受取を集約します。 手数料の免除条件は基本的にこの口座に紐づくので、先に開くのはこちらです。

Savings(普通預金)

緊急資金や短期貯蓄向け。Checkingの免除条件が「連携口座を含む合計残高」で書かれていることがあるため、 同一行で持つと免除に効く場合があります。金利と引き出し条件は開設前の開示書類で確認してください。

Zelle

銀行アプリに組み込まれた個人間送金。Zelleの公式説明では、送受金には双方が適格なChecking口座またはSavings口座を持っていることが必要で、 相手を指定するにはメールアドレスまたは米国の携帯電話番号を使います。 家賃シェアや友人間の精算で使われますが、 前述のとおりZelleでの入金は手数料免除の「適格な電子入金」には数えられません。

よくある質問

SSNがなくても本当に銀行口座は作れますか?
連邦の本人確認規則(31 CFR 1020.220)は、米国人には納税者番号を求める一方、非米国人については「納税者番号、パスポート番号と発行国、外国人登録カード番号、または国籍・居住を示す政府発行の写真付き書類の番号と発行国」のいずれか1つ以上でよいと定めています。つまりSSNは連邦規則上の必須要件ではありません。ただし規則が許すことと、個々の銀行がその方法を受け付けることは別です。Wells Fargoは、オンライン申込にはSSNまたはITINが必要で、支店申込であれば米国発行の納税者番号を持たない非米国籍者は国籍または居住を示す政府発行IDを提出する、と自社サイトに明記しています。SSNがない段階では、まず支店の申込経路を選ぶのが現実的です。
ITINを取れば口座が作れますか?
IRSはITINについて「連邦税務の目的のためだけに発行される」とし、ITINは「連邦税制の外では身分証明として機能しない」と明記しています。またITINが必要なのは「連邦税務上の目的があり、かつSSNの取得資格がない場合」で、IRSは「米国の就労ビザを持つ非居住外国人はSSNの取得資格があるためITINは不要」と、対象外として名指ししています。就労ビザで渡米した多くの日本人はそもそもITINを取得できません。ITINは口座開設のための近道ではありません。
月額手数料はどのくらいかかりますか?
2026年9月10日時点で各行が公表している金額は、Chase Total Checkingが月$15、Chase Secure Bankingが月$4.95、Chase Premier Plus Checkingが月$25、Chase Savingsが月$5。Wells FargoはEveryday Checkingが月$15、Clear Access Bankingが月$5、Prime Checkingが月$25、Premier Checkingが月$35です。いずれも条件を満たせば$0になります。Bank of Americaは免除の基準額はページに載せていますが、手数料の金額自体をサーバーが返すHTMLに載せていないため、当ページではBank of Americaの金額を掲載していません。
毎月$500入金すれば手数料は免除されますか?
その$500がどの経路で入ってきたかによります。Wells Fargoは免除条件の「qualifying electronic deposit」の定義を公表しており、給与などのACH直接入金、RTP/FedNowの即時送金、デビットカード宛のOriginal Credit Transactionが該当します。そして自分の口座間の振替、モバイル入金、Zelle、支店やATMでの入金は該当しないと明記しています。現金を支店に持ち込んで$500入れても、この条件では免除されません。
口座を開ける前に手数料の一覧をもらえますか?
もらえます。連邦のTruth in Savings規則(12 CFR 1030.4)は、金融機関が口座開設前に、またはそれより早くサービスを提供する時点までに、口座の開示書類を消費者へ交付することを義務づけています。同条は消費者から請求があった場合の交付も義務づけており、オンライン申込の場合は口座開設前に交付しなければならないと定めています。窓口で口頭説明を受けるだけで進める必要はありません。
Union Bankはまだ使えますか?
MUFG Union Bank, National Associationは、FDICの機関登録(CERT 22826、カリフォルニア州サンフランシスコ)では非稼働(ACTIVE=0)で、終了日は2023年5月26日です。FDICの履歴には同日付で「Merger - Without Assistance」の記録があり、取得機関はU.S. Bank National Association(CERT 6548)と記録されています。新規に「Union Bank」の口座を開くことはできません。U.S. Bank自体はFDIC上で稼働中の機関です。
日本への送金は、銀行とオンライン送金サービスのどちらが得ですか?
支払う前に、どちらにも同じ書面を出させて比べるのが正確です。連邦の海外送金規則(12 CFR 1005.31)は、送金事業者が支払い前に「Exchange Rate(適用為替レート)」「Transfer Fees」「Total」、そして「Total to Recipient(受取人が受け取る額)」を、それぞれその用語を使って開示することを義務づけています。両者の「Total to Recipient」を並べれば、レート差込みの比較が1行で済みます。ただし同条は、受取側の銀行など事業者以外が課す手数料はTotal to Recipientに含まれないと定めているため、日本側の受取手数料は別に確認する必要があります。
送金を間違えたら取り消せますか?
12 CFR 1005.34は、送金の代金を支払ってから30分以内に取消を請求すれば(受取人がまだ受け取っていないことが条件)、事業者は請求の受領から3営業日以内に、手数料を含む支払総額を追加費用なしで返金しなければならないと定めています。なお12 CFR 1005.30(f)には、年間500件以下の送金しか扱わない事業者はこの規則の対象外というセーフハーバーがあるため、小規模な事業者ではこの権利が働かないことがあります。

🔗 このページが使った一次情報

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2026年9月10日更新