グリフィス天文台 2026 — 夜景の「本当に暗くなる時刻」と無料プログラム全時刻表
建物・展示・望遠鏡はすべて無料。有料なのは駐車場とプラネタリウムだけです。 このページは、天文台が自ら公表している2026年の日没表と無料プログラムの時刻表から、 「何時に着いて、何時までいられるか」を月ごとに出しています。
🏛️ 基本情報
💡 公式ドメインが変わっています。長く案内されてきた griffithobservatory.org は、 現在 griffithobservatory.lacity.gov へ転送されます(2026年9月14日確認)。 旧サイトの /visit/hours-admission/ のようなパスはトップページに飛ばされるため、 古いブックマークから料金や時間を確認しようとすると、そもそもその情報にたどり着けません。
グリフィス天文台は1935年5月14日開館。ロサンゼルス市レクリエーション・公園局が運営する公共施設で、 公式は自らを「世界で最も訪問者の多い公共天文台」と書いています。2002〜2006年に9,300万ドルをかけて改修・増築され、 展示面積は20,000平方フィートになりました。建物の中にあるのは サミュエル・オシン・プラネタリウムと、レナード・ニモイ・イベントホライズン・シアターという別々の2つのホールです。 寄贈者グリフィス・J・グリフィスは1896年12月16日に3,015エーカーを市へ寄付し、 「大衆のための憩いと休息の場でなければならない」と述べました。入館が今も無料なのはその延長にあります。
🌃 夜景:本当に暗くなる時刻(月別表)
「日没に行けばいい」という案内はよく見ますが、日が沈んだ瞬間はまだ空が明るく、街の明かりは沈みます。 見たい景色になるのは薄明が終わったあとです。 天文台は自分の建つ場所(西経118°18′01.5″・北緯34°07′07.05″・標高357m)について、 米海軍天文台のデータをもとに2026年の日の出・日の入り・薄明の表を公表しています。そこから読める答えが下の表です。
| 日付 | 日没 | 薄明終了(暗くなる) | 閉館22:00までの夜景時間 |
|---|---|---|---|
| 1月15日 | 17:07 | 17:34 | 4時間26分 |
| 2月15日 | 17:37 | 18:03 | 3時間57分 |
| 3月15日 | 19:01 | 19:26 | 2時間34分 |
| 4月15日 | 19:25 | 19:51 | 2時間09分 |
| 5月15日 | 19:48 | 20:16 | 1時間44分 |
| 6月15日 | 20:06 | 20:36 | 1時間24分 |
| 7月15日 | 20:05 | 20:34 | 1時間26分 |
| 8月15日 | 19:40 | 20:06 | 1時間54分 |
| 9月15日 | 19:00 | 19:25 | 2時間35分 |
| 10月15日 | 18:19 | 18:44 | 3時間16分 |
| 11月15日 | 16:49 | 17:16 | 4時間44分 |
| 12月15日 | 16:45 | 17:13 | 4時間47分 |
夏より冬のほうが、夜景の時間は3倍以上長い
- 🔹 最も長い: 11月27日〜12月9日は17:11に暗くなり、閉館まで4時間49分
- 🔹 最も短い: 6月22日〜7月3日は20:38まで暗くならず、閉館まで1時間22分
- 🔹 2026年の日没が最も遅いのは6月24日〜7月3日の20:09、最も早いのは12月3日〜5日の16:43
- 🔹 日没から薄明終了までは年間を通じて24〜30分。日没時刻に着くと、暗くなるまでさらに30分近く待ちます
- 🔹 無料の望遠鏡観望は19:00開始ですが、365日のうち209日は19:00時点でまだ薄明が終わっていません。完全に暗い状態で19:00から見られるのは残り156日です
逆算の仕方(例)
10月15日(木)に行くなら、日没18:19・薄明終了18:44・閉館22:00です。 夕景から見たいなら17:45頃に着いて、日没をテラスで見ます。18:44以降が街の明かりだけの夜景で、 そのあと19:00開始の望遠鏡、19:15のThe Big Picture、19:20のテスラコイルと回れます。 望遠鏡の列は21:30で締め切られ、最後の無料上映は21:00、最後のテスラコイルは21:30です。
夜景と一緒に写る/写らないもの
- 🔹 テラスからはロサンゼルス市街、グリフィス公園、ウィルソン山、太平洋、そしてハリウッドサインが見えると公式は書いています
- 🔹 ただしハリウッドサインは夜間ライトアップされません(公式明記)。サインを入れた写真を撮るなら明るいうちです
- 🔹 サインが建っているのはグリフィス公園南西部のMt. Leeで、公式が「見るのに最適な場所」として挙げているのはグリフィス天文台とHollywood & Highlandの2か所です
- 🔹 建物内外とも、個人利用の撮影は認められています(プロのカメラマンに個人利用目的で撮ってもらう場合を含む)
🆓 無料プログラムの全時刻表
有料なのはプラネタリウムだけです。それ以外の実演・解説・上映・望遠鏡はすべて無料で、 しかも天文台が開いている日は毎日実施されます。到着時刻を決めるときは、この表の時刻に合わせるのが一番効率的です。
| プログラム | 長さ | 火〜金 | 土日 |
|---|---|---|---|
| 公開望遠鏡(屋上・芝生) | 随時 | 19:00〜21:30 | 19:00〜21:30 |
| テスラコイル実演 | 6分 | 13:20/14:20/15:20/16:20/17:20/18:20/19:20/20:20/21:30 | 11:20から毎時20分+21:30 |
| The Big Picture 解説 | 8分 | 13:15/15:15/17:15/19:15/21:15 | 11:15/13:15/15:15/17:15/19:15/21:15 |
| The Once and Future Griffith Observatory(上映) | 29分 | 14:00/18:00/21:00 | 12:00/15:00/18:00/21:00 |
| Pacific Standard Universe(上映) | 35分 | 13:00/15:00/16:00/17:00/19:00/20:00 | 11:00/13:00/14:00/16:00/17:00/19:00/20:00 |
| Local Noon 解説(Gottlieb Transit Corridor) | 15分 | 地方正午の約10分前 | 地方正午の約10分前 |
望遠鏡は「毎晩」であって、月1回の観望会とは別物
- 🔹 屋上の銅ドームに収まるツァイス望遠鏡と太陽望遠鏡は、建物が開いていて晴れていれば毎日・毎晩、無料で公開されます
- 🔹 夜の観望は19:00〜21:30。21:45までに全員が見終われるよう、各望遠鏡の列は21:30かそれ以前に締め切られます。建物の閉館22:00とは時刻が違います
- 🔹 昼間はAhmanson Hall of the Skyのコエロスタット(太陽望遠鏡)で、太陽の実像が見られます
- 🔹 天文台は敷地内での私物望遠鏡の使用を認めていません(機材と操作者の正確性を保証できないため、と公式は説明しています)
月1回の無料観望会(2026年の残り)
- 🔹 11月14日(土)・12月19日(土)、いずれも14:00〜21:45。2027年の日程は、10月20日時点で公式カレンダーにまだ載っていません
- 🔹 ロサンゼルス天文学会、LA Sidewalk Astronomers、The Planetary Societyの協力で、芝生に多数の望遠鏡が並びます。太陽・月・惑星が対象なので昼から意味があります
- 🔹 毎月第3木曜の「All Space Considered」など、そのほかのイベントは日程が変わることがあるので、天文台の公式カレンダーで確認してください
🪐 プラネタリウム(唯一の有料)
⚠️ 事前購入はできません。公式の表現は「チケットは天文台でのみ、その日のショーの分だけ購入できる。オンライン・電話・事前購入はいずれも不可」。 日本から予約しておくことはできず、当日、館内のボックスオフィスか館内各所の自動券売機で買います。 しかもチケットは時間帯ごとにまとめて売り出され、各回の販売は開演10分前まで(売り切れ次第終了)。 購入後の返金はありません(ショー自体が中止になった場合を除く)。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人(13〜54歳) | $12.00 |
| シニア(55歳以上) | $10.00 |
| 学生・教員(要ID) | $10.00 |
| 子ども(5〜12歳) | $8.00 |
| Foundation会員(要ID) | $8.00 |
| 5歳未満 | 無料(保護者の膝の上・初回のみ) |
5歳未満は「その日の最初の回」しか入れません
公式は「内容・映像・音が5歳未満には混乱や不安を与えうる」として、5歳未満の入場を平日12:45/土日10:45の初回に限定しています。料金は無料ですが、保護者の膝の上に座る必要があります。 つまり小さい子ども連れでプラネタリウムに入りたい日は、開館と同時に行くしかありません。 平日は12:00開館・12:45初回、土日は10:00開館・10:45初回です。
上演中の3本(35分・32分)と最終回
- 🔹 Signs of Life(35分)— 平日 13:45/16:15/18:15/20:45、土日 11:45/14:15/16:15/18:45/20:45
- 🔹 Centered in the Universe(35分)— 平日 14:45/17:15/19:45、土日 12:45/15:15/17:15/19:45
- 🔹 Water Is Life(32分)— 平日 12:45、土日 10:45(5歳未満が入れるのはこの回)
- 🔹 最終回は20:45。すべて生のナレーターが進行します(録音再生ではありません)
入場と支払いの実務
- 🔹 支払いは現金またはVISA・MasterCard・Discover。小切手は個人・法人・公的機関のものを含めて不可です(American Expressは公式の列挙に含まれていません)
- 🔹 チケットを買ったら開演15〜20分前までにWest Terraceの外に並びます。館内アナウンスはありますが、遅刻した人は入れません
- 🔹 上演中に退出すると再入場できません。座席は290席です
- 🔹 補聴支援レシーバーは申し出れば借りられます。手話通訳は5営業日前までの連絡で手配可能です
アクセス・駐車(有料)
🚌 DASH Observatory/Los Feliz(公式が「最も簡単で速い」とする公共交通での行き方)
- • Metro Bライン Vermont/Sunset駅 から乗車。天文台前の馬蹄形ドライブウェイに停まります
- • 毎日10:00〜22:00運行。建物が休館の月曜も走ります(敷地は開いているため)
- • 20〜25分間隔。Mt. Hollywood Drive(トレイル入口)、Greek Theatre、Los Feliz VillageのHillhurst Avenueにも停留所があります
- • 運賃は現金50セント/Metro TAPカード35セント/高齢者・障がいのある方25セント/4歳以下・LADOT・Metrolinkのパス所持者は無料。車内でおつりは出ません
- • ⚠️ Vermont/Sunset駅の周辺に駐車場はありません(公式明記)。車を置いてバスに乗り換える使い方はできません
- • 車椅子用のリフトまたはスロープを装備。Greek Theatreのコンサート開催夜も運行しますが、渋滞で遅れることがあります
駐車は有料。公式が書いている条件
- • 有料対象は天文台の公共駐車場、West Observatory Roadの路上駐車、Western Canyonの路上駐車
- • 課金時間は月〜金12:00〜22:00/土日10:00〜22:00。時間制限はありません
- • 精算機はクレジットカードのみ。現金は使えません
- • 支払い後はレシートを車内のダッシュボードに掲示(Pay and Display)。支払っても掲示がなければ駐車違反切符の対象です。返金は一切ありません
- • 上り坂のWest Observatory Roadでは右車線=路上駐車・バス・配車・通過、左車線=駐車場の入口。右車線からは駐車場に入れません
- • East Observatory Roadは下り一方通行で、自転車でも上れません。上るのはWest Observatory Roadです
- • 障がい者用スペースは駐車場南側。公式プレート/プラカードが必要で、先着順です
- • ⚠️ 1時間あたりの金額は天文台の公式サイトに記載がないため、当ページでは書いていません。金額は現地の精算機の表示で確認してください
💰 無料で停められる唯一の場所と、その落とし穴
公式が無料と書いているのはGreek Theatre周辺だけです。条件は 「最大1マイル(約1.6km)の上り坂を歩ける人なら」。 ただしコンサート開催日は13:00以降、この無料駐車が使えません。 公式も来訪前にGreek Theatreの公演スケジュールを確認するよう案内しています。歩きたくない場合は、Greek Theatreの停留所からDASHに乗れます。
Uber / Lyft・タクシー — 帰りが本当の問題
- • 乗降は馬蹄形ドライブウェイを過ぎた芝生前の指定エリアのみ。これらの車は、いかなる時間帯も天文台に駐車できません
- • ⚠️ グリフィス公園の入場ゲートは毎晩22:00に閉まります。閉館と同時に配車を呼ぶと、車が公園に入れないことがあります。公式は「迎えに来てもらうなら22:00より前に公園へ入るようにしてください」と書いています
- • ⚠️ 天文台付近ではほとんどの携帯電話が電波を安定して掴めません(公式明記)。配車アプリを開けない前提で、暗くなる前に手配しておくのが安全です。公式が案内している代替手段はカフェ横の公衆電話です
- • 団体バスは予約不要で通行できますが、待機・駐車はできません。降ろしたら一度出て、迎えの時間に戻る運用です
- • 渋滞がひどくなると道路が封鎖されることがあります。障がい者用シャトルと団体バスは封鎖中も通されます
🥾 ハイキングと公園のルール
⚠️ 公園のトレイルは日没時にすべて閉鎖されます(公式明記)。夜景を見てからトレイルを歩いて下りる、という計画は成り立ちません。 夜に天文台から動くなら、道路・DASH・配車のいずれかです。
公式が公表している範囲
- 🔹 グリフィス公園は4,210エーカー超、標高384〜1,625フィート。米国最大の都市型原生公園と公式は書いています
- 🔹 トレイル・防火道・乗馬道を合わせた53マイルのネットワークが歩けます
- 🔹 天文台が名指しで「公園で最も報われるハイキングのひとつ」としているのは天文台の駐車場からMount Hollywood山頂へ至るトレイルです(Mount Hollywoodは公園の最高峰)
- 🔹 天文台の敷地からはMount Hollywood方面、Greek Theatre方面、Fern Dell方面にトレイルの入口が出ています
- 🔹 トレイルの閉鎖情報や地図はレンジャーステーション (323) 913-4688 で確認できます
- 🔹 自転車はトレイル進入禁止(舗装された公園道路のみ)。犬は公園内では常時リード必須
- 🔹 公園は原生地で、ウズラ・キツネ・コヨーテ・ガラガラヘビ・シカがいます。餌やりは禁止です
- 🔹 コースごとの距離・所要時間は、レンジャーステーションの地図で確認してください
現地のルールと持ち物
知らないと困る4つ
- 🔹 建物の中は飲食禁止です。カフェの座席はカフェ利用者専用。持ち込んだ食べ物・飲み物を館内で食べることはできません
- 🔹 喫煙は電子タバコ・加熱式を含め、グリフィス公園の全域で禁止。公式は「火災の危険があるため罰金は非常に高額」と書いています。飲酒も許可制の場合を除き公園全域で禁止、ドローンも市条例で公園全域禁止です
- 🔹 混雑時は入館制限がかかり、5〜15分待つことがあります。混むのは週末・夏・休暇シーズン・日没時です
- 🔹 子ども連れの団体は大人1人につき子ども10人までという引率比率が定められており、大人は常に同行が必要です
カフェとショップ
館内のCafé at the End of the UniverseはWolfgang Puck Cateringが運営し、 店内席のほかSunset Terrace(カフェ利用者専用)で街とハリウッドサインを見ながら食事ができます。 ショップのStellar EmporiumはEvent Networkが運営、電話は(213) 802-2209で、公式のオンラインストアもあります。 公式サイトがリンクしているメニューPDFは2023年付のため、当ページではカフェの価格を書いていません。現地で確認してください。
よくある質問
グリフィス天文台の入場料はいくらですか?
プラネタリウムのチケットはいくらで、事前に買えますか?
小さい子どもを連れてプラネタリウムに入れますか?
駐車場は無料ですか?無料で停める方法はありますか?
夜景は何時に見に行けばいいですか?
月曜日は行っても意味がないですか?
車なしで行くにはどうすればいいですか?帰りの配車で注意点は?
望遠鏡はいつ無料でのぞけますか?月1回の観望会とは別ですか?
📚 確認元
いずれもロサンゼルス市公式ドメインの天文台サイトです。2026年9月14日に取得し、 2026年10月1日に開館時間・プラネタリウム料金と上演時刻・無料プログラム時刻・DASH運賃・駐車条件・観望会日程を再確認しました。 日没・薄明の時刻は、天文台トップの当日表示ではなく2026年の公表表の値を使っています。
- Griffith Observatory — Visit(開館時間・敷地の時間・無料であること)
- Getting Here(DASH運賃・有料駐車・Greek Theatre無料駐車・配車・公園ゲート22:00)
- Samuel Oschin Planetarium(料金・当日現地限定・5歳未満の制限・上演時刻)
- Daily Programs(望遠鏡19:00〜21:30・テスラコイル・上映の全時刻)
- 2026 Sunrise and Sunset(天文台の座標での日没・薄明終了表/米海軍天文台データ)
- Star Parties(月1回の無料観望会と2026年の日程)
- Griffith Park(公園の面積・標高・53マイルのトレイル・日没で閉鎖・レンジャー連絡先)
- Hollywood Sign(Mt. Lee・夜間は点灯しない)
- Eat & Shop(カフェとショップの運営者・Sunset Terrace)
- FAQs(喫煙・飲酒・ドローン・障がい者用駐車・改修費)
- Calendar(観望会ほかのイベント日程)
- Telescopes(ツァイス・太陽望遠鏡の公開条件)
- Accessibility(補聴支援・手話通訳の依頼)
- About(世界で最も訪問者の多い公共天文台という公式の記述)
- Exhibits(展示面積20,000平方フィート)
関連ページ
📝 訂正履歴
2026年10月1日: 終了した9月のイベントを削除し、観望会の日程を更新しました。 敷地の時間(22:30)と公園の入場ゲート(22:00)の違いを明記しました。
2026年9月14日: 天文台公式サイトをもとに、駐車場を無料としていた記述(実際は有料)、 プラネタリウムの料金・事前購入可としていた記述(実際は当日現地のみ)・番組名・最終回の時刻、 望遠鏡を金・土曜のみとしていた記述(実際は晴れていれば毎晩)、DASHの運行日(実際は毎日)、 日没の目安時刻を訂正しました。標高は天文台公表の357mに差し替え、公式に確認できなかった来場者数・カフェ価格・配車料金・ ハイキングコースの距離・祝日休館の記述は削除しました。
最終更新: 2026年10月1日



