LA日本語補習校・日本人学校ガイド
「子どもの日本語力をどう維持する?」——LA在住の子育て家族にとって最大の関心事の一つ。 ロサンゼルスには文部科学省認定の補習校をはじめ、多様な日本語教育の選択肢があります。 各校の特徴・費用・入学方法を詳しく解説します。
📋 補習校の仕組み
日本語補習校は、現地の学校(月〜金)に通いながら、土曜日に日本の教科書を使って 国語・算数(数学)を中心に学ぶ学校です。文部科学省から教科書が無償配布されます。
補習校 vs 全日制 vs 日本語塾
- 🔹 補習校(土曜校): 文科省認定。日本の教育課程に準拠。帰国後の学力維持が目的。在籍証明書発行可
- 🔹 全日制日本人学校: LAエリアには現在なし(最寄りはサンフランシスコ日本語学校)
- 🔹 日本語塾・教室: 民間運営。柔軟なカリキュラム。帰国予定のない永住者にも人気
🏫 あさひ学園(Asahi Gakuen)
1969年創立。南カリフォルニア最大の日本語補習校。文部科学省認定の在外教育施設。 幼稚部から高等部まで一貫教育を提供。日本の教科書を使用し、学習指導要領に準拠。
📍 キャンパス一覧
- 🔹 トーランス校: South High School, 4801 Pacific Coast Hwy, Torrance — サウスベイ在住者向け。最大キャンパス
- 🔹 サンタモニカ校: Olympic High School, 721 Ocean Park Blvd, Santa Monica — ウエストサイド在住者向け
- 🔹 サンゲーブル校: Temple City High School, 9501 Lemon Ave, Temple City — SGV在住者向け
💰 費用(2025年度参考)
- • 入学金: $250
- • 授業料: 月$320〜$380(学年による)
- • 教材費: 年$150〜$200
- • PTA会費: 年$50
- • 兄弟割引: 2人目以降 月$20引き
✨ 特徴・強み
- • 50年以上の歴史と実績。日本の有名中学・高校への帰国子女入試にも対応
- • 運動会、文化祭、書き初め大会など日本の学校行事を実施
- • 進路相談・帰国子女受験指導あり
- • 保護者ボランティアが活発(送迎当番、イベント運営等)
🏫 西大和学園 カリフォルニア校
奈良県の名門・西大和学園が運営する海外校。土曜日の補習授業に加え、 独自のカリキュラム(理科・社会も実施)で充実した日本語教育を提供。 少人数制で手厚い指導が評判。
💰 費用(参考)
- • 入学金: $300
- • 授業料: 月$350〜$420(学年による)
- • 教材費: 年$180〜$220
- • 施設費: 年$100
✨ 特徴・強み
- • 国語・算数に加え理科・社会も授業あり(より日本に近い教育)
- • 少人数制(1クラス15〜20名)できめ細かい指導
- • 西大和学園(奈良)への推薦入学制度あり
- • 自前校舎を持ち、教育環境が充実
🏫 さくら学園
アットホームな雰囲気の補習校。永住者の子どもも多く通い、 「帰国」を前提としない日本語教育にも対応。日本語力に応じたクラス分けで、 日本語が苦手な子どもでも無理なく学べる環境を整えています。
✨ 特徴・強み
- • レベル別クラス編成(日本語ネイティブ〜初級者まで対応)
- • 少人数制で和やかな雰囲気
- • 永住者の子どもへの日本語継承教育にも力を入れる
- • 授業料がやや安め(月$250〜$320程度)
📚 その他の日本語教育オプション
📝 日本語塾・個人指導
公文(Kumon)のLA各教室、学研教室、個人運営の日本語教室など。 平日放課後や日曜日に通えるため、補習校との併用も可能。 1対1の個人指導は月$200〜$400程度。帰国子女受験対策の個別指導もあり。
💻 オンライン日本語教育
海外在住の子ども向けオンライン教材が充実。すらら、スタディサプリ、進研ゼミ海外受講など。 補習校に通えない地域の方や、追加学習として利用する家庭が増えています。 月額$20〜$80程度。
👶 幼児向け日本語プレスクール
トーランス・ガーデナエリアに日本語バイリンガルのプレスクールが複数あり。 3〜5歳が対象。月$800〜$1,500程度(フルタイム)。 ニジヤスーパーやMitsuwa近くの日系プレスクールが人気。
💡 学校の選び方
🎯 帰国予定で選ぶ
帰国予定あり(駐在員): あさひ学園 or 西大和学園が最適。日本の学習指導要領に準拠し、 帰国子女入試にも対応。在籍証明書が発行される点も重要。
永住予定: さくら学園や日本語塾など、柔軟なカリキュラムの選択肢も検討。 子どもの日本語レベルに合わせたクラスがあると無理なく続けられます。
🚗 キャンパスの場所で選ぶ
土曜日の送迎は毎週のことなので、自宅からの距離は重要です。 LAの渋滞を考慮すると片道30分以内が理想。あさひ学園は3キャンパスあるので、 最寄りの校舎を選びましょう。
👫 子どものモチベーションを優先
平日は現地校、土曜は補習校——子どもにとって負担が大きいのも事実。 無理強いは逆効果になることも。体験入学や見学を利用して、 子ども自身が「通いたい」と思える環境を選ぶことが長続きの秘訣です。
❓ よくある質問
補習校と全日制日本人学校の違いは何ですか?
入学のタイミングと必要書類は?
費用はどのくらいかかりますか?
英語ができない子どもでも通えますか?
補習校は帰国後の受験に対応していますか?
📌 関連ページ
LocoPlace 編集部
ロサンゼルス在住の日本人スタッフが、現地で実際に確認した情報をお届けしています。
最終更新: 2026年3月27日