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ロサンゼルス治安情報ガイド

ロサンゼルスは広大な都市で、エリアによって治安レベルが大きく異なります。 日本と同じ感覚でいると危険な場面に遭遇する可能性も。 安全に暮らすために、エリア別の治安情報と具体的な防犯対策を把握しておきましょう。

📊 LA犯罪の概要

2025年 LA市犯罪統計(LAPD公式データ)

🔪 暴力犯罪: 約28,000件/年
💰 財産犯罪: 約89,000件/年
🚗 車両盗難: 約22,000件/年
📉 傾向: 2023年比で暴力犯罪7%減少

LA市の犯罪率はニューヨーク、シカゴと比較すると中程度ですが、 エリアによる差が非常に大きいのが特徴です。 日本人が多く住むTorrance、Irvine、Arcadiaなどは全米でもトップクラスに安全。 一方、Downtown LA南部、Compton、Watts、Skid Rowなどは犯罪率が高い地域です。「どこに住むか」が安全性の90%を決めると言っても過言ではありません。 犯罪マップはCrimeMapping.comで確認できます。

🟢 安全なエリア(日本人おすすめ)

🥇 Irvine(アーバイン)

全米で最も安全な都市の一つ(人口10万人以上の都市で常にトップ10入り)。 計画都市で街並みが美しく、日本人ファミリーに大人気。学区も優秀。暴力犯罪率: LA市の約1/10。家賃は高め(2BR: $2,800〜$3,500/月)だが安全への投資と考える人が多い。

🥈 Torrance(トーランス)

LA最大の日本人コミュニティ。日系スーパー・レストランが充実し、 「リトル東京」とは別の生活拠点。治安は非常に良好。暴力犯罪率: LA市の約1/5。家賃(2BR: $2,300〜$2,800/月)もIrvineよりやや安い。

🥉 Arcadia / Pasadena

SGV(San Gabriel Valley)エリア。Arcadiaは学区が優秀で、 アジア系住民が多く安全。Pasadenaは歴史的な街並みと文化施設が充実。 Old Town Pasadenaは夜もにぎわい、治安が良い。家賃(2BR: $2,200〜$2,800/月)。

その他の安全エリア

  • 🟢 Santa Monica: ビーチ沿い。観光地で人通り多く比較的安全(ただし深夜のビーチは注意)
  • 🟢 Culver City: ソニー・ピクチャーズ本社エリア。近年急速に発展、治安改善
  • 🟢 Manhattan Beach / Hermosa Beach: サウスベイのビーチタウン。富裕層が多く安全
  • 🟢 Glendale: 北LAの住宅地。犯罪率低め。家賃もやや手頃

🔴 注意が必要なエリア

⚠️ 注意: 以下は犯罪統計に基づく情報であり、特定のコミュニティを差別する意図はありません。 どのエリアにも善良な住民がいます。ただし、安全のために客観的なデータを知っておくことは重要です。

🔴 Skid Row(スキッドロウ)

📍 Downtown LA東部(3rd〜7th St, Main〜Alameda St付近)
アメリカ最大級のホームレス集中地域(推定4,000〜8,000人)。 薬物使用・精神疾患者が多い。日中でも徒歩での通過は避ける。 Little Tokyoに隣接しているため、リトルトーキョー訪問時は南東方向に歩かないよう注意。

🔴 Compton / Watts

📍 LA市南部
ギャング活動が依然として活発な地域。銃犯罪率が高い。 在住・観光目的がない限り立ち入りを避けるのが賢明。

🟠 注意が必要な時間帯・場所

  • 🟠 Hollywood Blvd(深夜): 昼間は観光地だが、深夜は酔客・薬物売人が増加
  • 🟠 Venice Beach Boardwalk(深夜): 日中は安全だが、夜は暗い場所が多い
  • 🟠 Downtown LA(深夜): 人通りが少なくなり危険度UP。Uberを利用
  • 🟠 MacArthur Park: 偽造ID・薬物売買の拠点として知られる。周辺含め避ける
  • 🟠 Koreatown(深夜): バーが多く、深夜は酔客トラブルの可能性

⚠️ よくある犯罪と対策

🚗 車上荒らし(Smash & Grab)

LAで最も多い犯罪の一つ。窓を割って車内の荷物を盗む手口。10秒で完了し、犯人はほぼ捕まりません。

  • ✅ 車内に一切の荷物を置かない(充電ケーブルも)
  • ✅ トランクに入れる場合は駐車前に(見られないように)
  • ✅ 路上駐車より有料ガレージを使用

📱 ひったくり・強盗

歩きスマホ中にスマートフォンをひったくる手口が増加。 バイクや自転車で近づき一瞬で奪っていくパターンが多い。

  • ✅ 道路側の手でスマホを持たない
  • ✅ 高額な腕時計・アクセサリーは目立たせない
  • ✅ 万が一強盗に遭ったら抵抗せず渡す(命が最優先)

🏪 組織的万引き(Organized Retail Theft)

CA州Prop 47($950以下の窃盗は軽犯罪)の影響で、集団での店舗窃盗が社会問題に。 直接被害は少ないが、店舗閉鎖→生活の不便に影響。

🏠 空き巣(Burglary)

  • Ring / Nest等のドアベルカメラ設置($100〜$200)
  • ✅ タイマーで照明を自動ON/OFF(不在を悟らせない)
  • ✅ 近隣とのコミュニケーション(Nextdoor等のアプリで情報共有)
  • ✅ 長期外出時は郵便を止める(USPS Hold Mail)

🛡️ 日常の防犯対策

日本人が特に注意すべき5つのポイント

1

財布を後ろポケットに入れない

フロントポケットかボディバッグ。ブランド財布は避ける

2

大金を持ち歩かない

現金は$40〜$60程度。カード決済が基本

3

暗い道・人気のない場所を避ける

夜はUber/Lyftで移動。徒歩での帰宅は最短ルートで

4

車のロックを確認する習慣

降車後すぐロック。信号待ちでもドアロック(カージャック対策)

5

知らない人の誘いに乗らない

「道を教えて」「助けて」系の声掛けは詐欺の可能性。毅然と断る

💡 おすすめ防犯ツール

  • Citizen(アプリ): リアルタイム犯罪通報。近所の事件をプッシュ通知
  • Nextdoor(アプリ): 近所の掲示板。不審者・車上荒らし情報の共有
  • Ring Doorbell: 玄関のスマートカメラ。録画+ライブ映像確認
  • Apple AirTag: 車・バッグに入れて盗難時の追跡に
  • Pepper Spray: CA州では一般人の携帯が合法(2.5oz以下)

🚨 緊急時の対応

緊急連絡先

  • 🚨 緊急通報: 911(警察・消防・救急)
  • 📞 非緊急通報: 877-275-5273(LAPD非緊急回線)
  • 🇯🇵 在ロサンゼルス日本国総領事館: 213-617-6700
  • 🇯🇵 外務省 領事サービスセンター: +81-3-5501-8162

犯罪に遭った場合

1

安全を確保

まず安全な場所に移動。怪我がある場合は911

2

警察に通報(Police Report)

LAPD Online Reportまたは最寄りの警察署で被害届。レポート番号を控える

3

カード会社・保険会社に連絡

クレジットカード盗難→即カード停止。保険請求にPolice Report番号が必要

4

日本国総領事館に連絡

パスポート盗難→再発行手続き。重大犯罪被害→領事相談

💡 英語が不安な場合

911に電話すると「What is your emergency?」と聞かれます。 英語が苦手な場合は「Japanese interpreter, please」と言えば 日本語通訳サービスに接続してもらえます。LA郡では多言語通訳サービスが義務化されています。

❓ よくある質問

LAの治安は日本と比べてどうですか?
アメリカ全体として日本より犯罪率は高いですが、LAの中でも地域差が非常に大きいです。Irvine、Torrance、Arcadiaなどは日本と同程度に安全です。一方、Downtown LA南部やCompton、Skid Rowなどは犯罪率が高い地域です。住む場所・行動する時間帯を選べば、安全に生活できます。
車上荒らしが多いと聞きましたが対策は?
LAでは車上荒らし(Smash & Grab)が大きな問題です。車内にバッグ、電子機器、書類など一切の荷物を置かないのが鉄則。トランクに入れても、入れる瞬間を見られるとターゲットになります。路上駐車より有料パーキングの方が安全です。
夜の一人歩きは大丈夫ですか?
場所と時間帯によります。Santa Monica、Torrance、Pasadena Old Townなどは比較的安全ですが、それでも深夜は避けたほうが無難です。Downtown LA、Hollywood Blvd(深夜)、Venice Beach(深夜)は一人歩きを避けてください。基本は「暗い道を一人で歩かない」「常にUber/Lyftを使う」です。
ホームレスが多い地域はどこですか?
Skid Row(Downtown LA東部)はアメリカ最大級のホームレス集中地域です。Hollywood Blvd、Venice Boardwalk、Santa Monica周辺にも多く見られます。多くのホームレスは無害ですが、精神疾患や薬物の影響で予測不能な行動をとる人もいるため、距離を保ち、目を合わせず通り過ぎるのが安全です。

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LocoPlace 編集部

ロサンゼルス在住の日本人スタッフが、現地で実際に確認した情報をお届けしています。

最終更新: 2026年3月27日