ロサンゼルスでの仕事探し、いよいよ面接!期待と同時に、英語でのコミュニケーションや文化の違いに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。特に、日系企業ではなく現地企業との面接では、日本とは評価されるポイントが異なることもあります。
この記事では、単なる英語フレーズ集ではなく、LAの採用面接で評価されやすい「準備の順番」に焦点を当てて、具体的な対策とチェックリストをまとめました。しっかり準備して、自信を持って面接に臨みましょう。
面接準備を始める順番
英語面接と聞くと、すぐに「何を話すか」を英語で考え始めがちです。しかし、効果的な準備の鍵は、その前段階にあります。以下の順番で進めることで、考えが整理され、自信を持って話せるようになります。
- 自己分析(自分の棚卸し): これまでのキャリアで何を経験し、どんなスキルを身につけ、何を得意としているのかを書き出します。成功体験だけでなく、困難をどう乗り越えたかも重要なアピールポイントです。
- 企業・求人研究: 応募する企業がどんな事業を行い、どんな文化を持っているのか、そして募集中のポジションで何を求められているのかを徹底的に調べます。企業のウェブサイトやSNS、ニュース記事などを参考にしましょう。
- アピールポイントの整理: 自己分析(ステップ1)で見つけた自分の強みと、企業・求人のニーズ(ステップ2)を結びつけます。「自分のこの経験が、このポジションでこのように活かせる」という具体的なストーリーを作り上げましょう。
- 英語での表現練習: ここで初めて、作り上げたストーリーを英語で表現する練習をします。伝えたい内容が明確になっているため、単語やフレーズを覚えるだけの練習よりもずっと効果的です。
この順番で準備することで、ただ質問に答えるだけでなく、「自分こそがこのポジションにふさわしい」という一貫したメッセージを伝えることができます。

英語面接で詰まりやすいポイント
日本の面接との違いに戸惑い、うまく実力を発揮できないケースも少なくありません。特に以下の3つのポイントは、意識するだけで印象が大きく変わります。
結論から話す(PREP/STAR法)
日本語では起承転結が美しいとされますが、英語のビジネスコミュニケーションでは「結論(Point)」を先に述べることが求められます。PREP法(Point, Reason, Example, Point)やSTAR法(後述)を意識し、「まず結論、次に理由、そして具体例」という構成で話す練習をしましょう。
具体的なエピソード不足
「コミュニケーション能力が高いです」「問題解決能力があります」といった抽象的なアピールは評価されにくい傾向にあります。その能力を証明する「具体的なエピソード」を必ずセットで話すようにしましょう。数字を使って成果を示すと、より説得力が増します。
自信のない態度
たとえ流暢な英語でなくても、はっきりと、自信を持って話す姿勢が大切です。相手の目を見て話す、背筋を伸ばすといった基本的なボディランゲージも意識しましょう。もし質問が聞き取れなかった場合は、遠慮せずに "Could you please repeat the question?" や "Sorry, I didn't quite catch that." と聞き返して大丈夫です。黙り込んでしまうのが一番よくありません。
実務経験の伝え方
自己PRや長所を伝える際に非常に有効なのが「STARメソッド」というフレームワークです。これは、あなたの経験を分かりやすく、かつ具体的に伝えるための手法です。
- S (Situation): どのような状況でしたか?(背景を簡潔に説明)
- T (Task): あなたに課された役割や目標は何でしたか?
- A (Action): その目標を達成するために、あなたが具体的に取った行動は何ですか?
- R (Result): あなたの行動の結果、どのような成果が生まれましたか?(売上XX%アップ、コストXX%削減など、可能なら数字で示す)
このフレームワークに沿っていくつか自分の「持ちネタ」を用意しておけば、さまざまな質問に落ち着いて対応できるようになります。
逆質問で見られていること
面接の終盤に必ず聞かれる "Do you have any questions for us?"(何か質問はありますか?)という逆質問。これは単なる疑問解消の時間ではありません。面接官はあなたの質問を通して、以下の点を見ています。
- 企業への関心度: どれだけ真剣にこの会社のことを調べてきたか。
- 論理的思考力: 鋭い質問ができるか、ビジネスへの理解度。
- カルチャーフィット: どんなことに関心を持つ人物なのか。
ウェブサイトを見れば分かるような質問や、待遇・福利厚生に関する質問ばかりするのは避けましょう。チームの課題、入社後のキャリアパス、企業の将来性など、一歩踏み込んだ質問を用意しておくことで、入社意欲の高さをアピールできます。
良い質問の例:
- "What are the biggest challenges the team is currently facing?" (チームが現在直面している最も大きな課題は何ですか?)
- "What would success in this role look like in the first 90 days?" (この職務における最初の90日間での成功とは、どのような状態でしょうか?)
- "Could you tell me about the team's culture?" (チームの文化について教えていただけますか?)

面接当日のチェックリスト
万全の準備をしても、当日に慌ててしまっては元も子もありません。以下のリストで最終確認をして、リラックスして臨みましょう。
- 持ち物
- 履歴書(レジュメ)のコピーを数部
- ポートフォリオ(デザイナーやエンジニアなど、必要な場合)
- 質問や要点を書き留めるためのメモ帳とペン
- 会社の連絡先、担当者名、場所の控え
- オンライン面接の場合
- Wi-Fiなどインターネット接続の安定性を確認
- カメラとマイクが正常に作動するかテスト
- 背景に余計なものが映り込まないか整理
- PCやスマートフォンの通知をオフにする
- その他
- 清潔感のある服装か確認
- (対面の場合)オフィスまでの移動ルートと所要時間を確認
- 事前にトイレを済ませておく
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確認元・参考リンク
- California Employment Development Department: https://edd.ca.gov/
- USCIS Working in the United States: https://www.uscis.gov/working-in-the-united-states